ハーブガーデンの醍醐味は、育てたハーブを実際に「料理」に使うことですよね。
でも、
「どんな料理になんのハーブの種類を使ったらいいの?」
「本格派のイタリアン料理を作りたいのだけど、どのハーブが使えるの?」
「ハーブを育てたいけど、日当たりとか水やりはどうするの?」
など、色々わからないことがありますよね。
そこで、今回は本格イタリアン料理に使えるハーブの厳選7種類をご紹介します。
1. ハーブの役割
イタリアン料理でハーブの役割といえば、
香り
彩り
食欲増進
消臭効果
防腐効果
抗菌
抗酸化
など、様々あります。
ハーブの歴史は古く、紀元前3000年以上前から薬用に使われていたと言われています。
2. イタリアン料理に使える厳選ハーブの種類
さて、ここからはイタリアン料理によく使われるハーブの種類をご紹介いたします。
これからハーブガーデンで育てるハーブの種類の参考にしてください。
2-1. 厳選ハーブの種類No.1:イタリアンパセリ
日当たり:明るい日陰
水やり:多め
その名の通り、イタリア料理に使われるハーブの代表格です。
日本のパセリと比べると、葉が平たく、縮れていないので風味や香りが柔らかいのが特徴です。
また、日本のパセリよりくせが少ないとも言われています。
イタリア料理の使用例
パスタの上に飾りとして添える
細かく砕いてソースやドレッシング
2-2. 厳選ハーブの種類No.2:バジル
日当たり:日向
水やり:多め
マルゲリータを頼むと必ずついてくるハーブの種類です。
シソ科なので、シソのような爽やかな匂いがしてス~ッとする味です。
丸っこくて可愛い葉っぱが見た目もよく、飾り付けに抜群です。
バジリコの緑、モッツァレラチーズの白、トマトソースの赤がまるでイタリア国旗を表しているようだ
といって、マルゲリータ王紀が自分の名前をつけたと言われています。
ちなみに
「バジリコとバジルは何が違うの?」とよく聞かれますが、
「バジリコ」は「バジル」のイタリア語です。
だから、バジルとバジリコは同じです。
イタリア料理の使用例
カルパッチョの添え物
バジルドレッシング・ソース
2-3. 厳選ハーブの種類No.3:ローズマリー
日当たり:明るめの日陰
水やり:少なめ
肉料理によく使われるハーブで、
消臭・抗菌・抗酸化作用があり、肉の鮮度を保つ役割があります。
比較的丈夫なので育てやすいハーブです。
強い香りがあるので、害虫の発生も少なめです。
しかし、大量に入れると香りがきつい場合がありますので、
2-4. 厳選ハーブの種類No.4:オレガノ
日当たり:明るめの日陰
水やり:少なめ
バジルと並んでトマトによく合う、イタリア料理に欠かせないハーブです。
ややほろ苦さのある爽やかな香りがします。
シソ科の仲間で、「ハナハッカ」とも言われています。
ピザのトッピングや、肉料理、卵料理の風味付けに人気です。
ドライでもフレッシュでも良いですが、ドライ(乾燥)させたほうが
より香りが良くなります。
鶏肉のハーブ焼き、ピザ、トマトソースなどに混ぜると本格イタリアン料理になります。
2-5. 厳選ハーブの種類No.5:タイム
日当たり:明るめの日陰
水やり:少なめ
ギリシャ語で「防腐」の意味があります。魚や肉の臭みを取ります。
香りが強いので、お風呂に入れたり、お香に用いたりしています。
レモンタイム、シルバータイム、クリーピングタイムなどハーブの種類もたくさんあります。
乾燥しても匂いが強く、保存も便利です。
香りが強いぶん、入れすぎに注意してください。
イタリア料理の使用例
魚のソテー
鶏肉のハーブ蒸し
2-6. 厳選ハーブの種類No.6:セージ
日当たり:日向
水やり:普通
赤色で有名なサルビアの仲間です。
古い時代のローマやギリシャから薬草として使われてきました。
葉には殺菌、消化促進、強壮、解熱効果があると言われています。
ソーセージの語源になったと言われており、
ソーセージの中に入っている葉っぱはセージです。
広く料理に使われており、豚肉の臭い消しや煮込み料理の味付けに使われます。
味は、ヨモギに似た苦味と、わずかな辛味があります。
イタリア料理の使用例
ソーセージ
ハンバーグ
2-7. 厳選ハーブの種類No.7:クレソン
日当たり:明るい日陰
水やり:多め
ちょっとの苦味と、ぴりっとする辛味が爽やかな風味です。
ステーキやハンバーグなどの肉系によく合いますし、サラダやパスタにも混ぜれます。
3 . イタリアン料理に使われているハーブの種類参考例
パスタ(ハーブの種類:パセリ)
マルゲリータ(ハーブの種類:バジル)
カプレーゼ(ハーブの種類:バジル)
ローストビーフ(ハーブの種類:ローズマリー)
サルティンボッカ(ハーブの種類:セージ)
4.まとめ
イタリアン料理にハーブは必須です。
味もそうですが、イタリア料理には、色合いも大切だからです。
イタリア国旗のように緑、白、赤という組み合わせが多いイタリア料理。
イタリアン料理によく使われるハーブの種類を覚えて、ハーブガーデンを育ててみてはいかがでしょうか?
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